visages villages 顔たち、ところどころ Faces Places
見てきました。
映画監督アニエス・ヴァルダとアーティストJRのフランス国内を旅しながら、
各地の人々と触れ合いうドキュメンタリー映画。
結果、彼らの「興味・関心・魅せ方」が堪能出来て個人的にすごく良かったです。
もともと2013年にワタリウム美術館でJRのプロジェクトがやっていたのに
参加したことで彼を知ったのですが、
ここ最近2トンカラーのおばあちゃんとよく仕事してるな~と
sns見ながら思っていたら、この映画でした。(笑)
旅で出会った人たち。
・炭鉱労働者の村に一人で住む女性
・ヤギの角を切らずに飼育することを信条とする養牧者
・湾岸労働者の妻たち
・廃墟の村、思い出の湾岸、湖、ゴダール、、、、、
アニエスの会いたい人に会いに行く。
JRのおばあちゃんも出てきて、来年100歳ということですが
カラーもされててとても99歳には見えませんでした。
JR目当てで拝見しましたが結果彼の優しさにアニエス同様癒されてしまいました。
海辺に作品を展示(という表現でいいのかな?)した際、
翌日には波にのまれて消えていた時のJRの言葉。
「僕の作品はいつか消えるけど海は早すぎるよ。」
そのまんま、そのまんまなんですがなんか胸にきました。刹那的な。
「ストリートが世界で一番大きな美術館。」という彼の言葉も相まって。
海外旅行の際にまた彼の作品を探すのが楽しみになりました。